プリンや歌舞伎揚で大変身!? カップ麺“ちょい足し”厳選レシピ

プリンや歌舞伎揚で大変身!? カップ麺“ちょい足し”厳選レシピ
 体に寒さがこたえる季節から暑い夏まで、常に我々の味方でいてくれるカップ麺。うまくて安いその存在は、もはやなくてはならない国民食と言っていい。しかし、あなたはそのカップ麺で、もったいない食べ方をしてないだろうか? つまり、「作り方」に書いてある食べ方を忠実に守っているだけなのでは?


「カップ麺は調味料や具材を“ちょい足し”するだけで、さらに何倍も美味しく生まれ変わります。そして、有名ラーメン店にも負けない味わいを出すことができる、まさにドリームフードなんです」(フードジャーナリスト)


 こう言われても、怪訝に思う読者も多いだろう。そこで今回は、本誌が100種類もの組み合わせを大実験。その中から、これはと思われる組み合わせを紹介しよう。


 ちょい足しで定番のラインナップに、チーズ、ごま油、豆板醤、卵、梅干し、柚子胡椒、マヨネーズが挙げられるが、今回は、これら7種類を単品で追加するレシピは除外。今まであまり見られなかった、新たなちょい足しを追求した。


 初めにオススメするのが、寒い季節にピッタリの「あんかけラーメン」だ。作り方は至って簡単。カップ麺にレトルトの中華丼の素をかけるだけ。それだけで、とろみが、旨みと保温効果を生み出す逸品に生まれ変わる。


 この際の注意点は、カップ麺が比較的あっさり系のものであることだ。濃いめのスープだと、しょっぱさが強くなることが多い。また、中華丼の素を湯せんしておくことで、熱々の味わいを楽しむことができることも覚えておきたい。


「シーフードヌードル+かつお節+マヨネーズ」も、手軽で美味しい、ちょい足しレシピ。かつお節とマヨネーズが、香り高さと、まろやかさの、まさかのコンビネーションを生むのだ。また、このシーフードヌードルに「コーンポタージュ味のスナック菓子」を入れるのもいい。スープの塩味に丸みを与え、スープ麺へと変貌させるからだ。いずれも、スープをすべて飲み干したくなる、魔法のアレンジと言い切れる。


「カップ麺+ピーナッツバター+ラー油」は、即席担々麺に変えるレシピだ。担々麺のカップ麺もあるが、ナッツ感や辛みを調整できる強みがある。ピーナッツ以外に、くだいたくるみを混ぜると、さらなるコクを得られる。





 また、「おでんラーメン」は目からうろこのコラボ。カップ麺のお湯を注ぐ際に、コンビニで売っているおでんのスープを利用するのだ。おでん出汁の旨みが、カップ麺の新たな魅力を引き出すと同時に、具材による満腹感も得られる。


「おでんわんたん」はおでんラーメンと作り方は同じだが、カップ麺を、わんたんスープに変えたバージョンだ。カップ麺では多すぎるけど、わんたんスープよりは、もう少し空腹感を満たしたいというときにピッタリなのだ。


 また、“何物にも混ざらない”と思われがちのカレー系カップ麺も、ちょい足しで味わいにグッと深みを足すことができる。「カレーヌードル+コーヒー+りんごジュース」は、カレー系カップ麺に、適量のリンゴジュースとインスタントコーヒーを少し加えるだけ。基本の味こそ変わらないが、舌の上でのコクが一気に倍増するのである。


 カレー系カップ麺に「トマトジュース」を注ぎ込んだアレンジも、また違った旨みと深みを引き出してくれる。それはまるで、高級洋食店のカレーを味わうかのような、至福のひと時と言っていい。


「カップ麺+野菜サラダ」は、ボリューム感とヘルシー感を同時に得られる組み合わせ。専門店に比べて具材が少ないカップ麺の概念を打ち破るのだ。オススメは味噌系や家系などの濃い味のカップ麺で、にんにくなどを入れれば、「二郎系」に近づくこともできる。野菜を、後入れではなく最初に乗っけておいて、その上から湯を注ぎかけると、野菜がいい感じに、しなっとなる。


 セブンイレブンの「名店仕込み」シリーズの「一風堂 赤丸新味博多とんこつ」。他のカップ麺より値段は少し張るが、有名店の味を再現した本格的な商品である。なんと、ここに甘~い「プリン」を足して溶かすというちょい足しなのだが、驚くなかれ。ハッタリなしで、濃厚豚骨ラーメンへと進化してしまうのだ。これは、決して冗談ではなく、奇跡の組み合わせメニューなのである。


 カップ麺だけでなく、カップそばとカップうどんのオススメレシピも紹介しよう。まずは、奇をてらわない、「カップそばorうどん+魚粉+かつお節」。出汁の香りや旨みが目立つ昨今のそば&うどん系において、その長所を伸ばすものなのだ。スープの一口一口が、老舗の出汁のように感じることができる奥深さを持つ。魚粉は、スーパーのお好み焼き粉などの近くにおいてあることが多いので、ぜひ探してみてほしい。





「カップそばorうどん+歌舞伎揚+温玉」は、国民的菓子の「歌舞伎揚」を生かしたメニューである。歌舞伎揚を浮かべて出汁に浸せば、あまじょっぱさが最高に絶妙な具材に早変わり。しかも、お腹も膨らむ一石二鳥ぶりなのだ。温泉玉子を絡めれば、旨みはさらにアップする。ぜひとも試してほしい。


「カップそばorうどん+仙台麩+揚げ玉」も満腹感を手軽に得られる。最近では全国のスーパーでも比較的置かれるようになった仙台麩と天かすを浮かべるのだ。いつものカップそば&うどんが、ワンランク、レベルアップしたかのような錯覚を得られる。


「カップうどん混ぜそば」は、現在、人気上昇中の混ぜそばをイメージしたレシピ。カップうどんのお湯を注いで一定時間置いたら、カップ焼きそばよろしく湯をすべて捨てる。そこに、付属する出汁やスープを半分程度かけてよく混ぜ、生卵を落としたら、お好みで、魚粉、にんにくなどを加えればいい。 期間限定で混ぜそばのカップ麺が販売されることがあるが、これなら通年、楽しむことができる。


 さらに、カップ焼きそばのオススメ4レシピも一気に公開しよう。何よりも、とにかくオススメなのが「カップ焼きそば+キムチ+納豆」。キムチ納豆は食べ尽くされた組み合わせなれど、本当は、このために生まれたのではないかと思えるほどだ。納豆もキムチもコンビニで売っていて、2つ買っても200円前後という安さ。これを試さない手はない。


「カップ焼きそば+塩辛+マヨネーズ」は、塩辛とマヨネーズを足すことで、まろやかな魚介風味の焼きそばを手軽に実現。最近では、多くのコンビニで塩辛を販売している。


「カップ焼きそば+かつお節+クリームチーズ」は、和と洋がミックスされた焼きそばで、このままで十分美味しいが、さらにお好みで醤油をかけるのもいいだろう。


「タイ風カップ焼きそば」は、日本人にも人気のタイ料理、パッタイをイメージした焼きそばだ。レモン汁とピーナッツを粗目に砕いたものを混ぜ合わせるだけ。もし、ナンプラーがあれば、それをかけることでさらにパッタイの風味に近づけることができる。


 以上が、本誌が発見した衝撃のちょい足しレシピ集だ。今回取り上げた以外にも、カップ麺は無限の可能性を秘めている。読者の皆さんも、ただ食べるのではなく、開拓スピリットを持って召し上がってほしい!