無死満塁から登板で圧巻投球、上原浩治が振り返る「最高の球」と課題

無死満塁から登板で圧巻投球、上原浩治が振り返る「最高の球」と課題

18日(日本時間19日)の本拠地レッズ戦で5点リードの9回無死満塁の大ピンチで登板し、カブスでの初セーブを挙げた上原浩治投手。1回無安打無失点2奪三振の完璧投球を自身のブログで振り返っている。


「まさかの登板」で完璧投球、ストライク率100%で無安打無失点2K

 18日(日本時間19日)の本拠地レッズ戦で5点リードの9回無死満塁の大ピンチで登板し、カブスでの初セーブを挙げた上原浩治投手。1回無安打無失点2奪三振の完璧投球を自身のブログで振り返っている。

 同日はレスターが先発し、6回まで無失点投球。リードも9点にまで広げていた展開に自身の登板の可能性も低いと感じていた様子の右腕。しかしレスターが7回3連打で1点を失って降板すると2番手ロンドンも流れを止められずこの回計4失点。5点差リードで迎えた9回にはダンシングが2本のヒットと死球で無死満塁のピンチを招いたところで上原がマウンドに立った。

 右腕はそんな「まさかの登板」で圧巻の投球を披露。先頭のデュバルを2球連続空振りで追い込み、1球ファウルの後にスプリットで左飛。俊足ハミルトンがタッチアップして1点が入ったものの、その後はスアレス、ターナーを2者連続3球三振で締めくくった。投じた10球全てがストライクだった。

「見逃し三振をとった球だけが最高にいい球」

 ブログでその登板を報告した上原は「完全に気持ちを切ったわけではなかったから、何とか投げることができた。身体を動かしたり、準備はしてたからね」と振り返りつつ、「(スアレスを)見逃し三振をとった球だけが最高にいい球だった」と分析。「右打者の内のファストボールがどうしても、甘く入ってしまう」と課題も綴った。

 また「まだまだチームは乗れてないよなぁ。こんなはずじゃないのに…」、「自分も、もっと貢献できるように頑張らないとな。コツコツやっていくぞ!」と気持ちを新たにした様子。右腕の懸念通り、この試合で3連勝をマークしていたカブスは翌19日(同20日)のブルワーズ戦は3-6で敗れて連勝がストップ。同試合で上原の出番はなかった。

 今季は18登板で1勝2敗、5ホールド、1セーブで防御率3.45。21勝20敗と波に乗り切れないワールドシリーズ覇者が今後巻き返すためにも、上原の活躍は重要なポイントとなるに違いない。