「啓太がいないと結果は残せなかった」…アレックスが語る背番号13との思い出

「啓太がいないと結果は残せなかった」…アレックスが語る背番号13との思い出「三都主アレサンドロ~♪ 三都主アレサンドロ~♪」



 一度聞いたら耳に残るあのチャントが、再び埼玉スタジアム2002に鳴り響く。



 17日に行なわれた鈴木啓太の引退試合。REDS LEGENDSの一員として後半から出場したアレックスは、得意の左サイドから果敢な仕掛けやクロスでチャンスを生み出す。同じく後半から出場したワシントンやポンテ、永井雄一郎らとの“同総会”を楽しんだ。



 背番号13との思い出は「一つには絞りきれないほどある」そうだが、「その中でも2006年、啓太と一緒に優勝できたことは嬉しかった」。初のJ1リーグ制覇は今もなお心に深く刻まれているようだ。「啓太はあまり目立つ選手ではなかったけど、啓太という存在がいないと結果を残せなかったと思う」。ワシントンを筆頭とした前線の選手に加え、最後尾から田中マルクス闘莉王が積極的に上がっていく攻撃的なスタイルだった当時の浦和。その中でも不動のボランチとして攻守両面でチームを支え続けた鈴木啓太という存在は、「非常に大きかった」と振り返る。



 今回の来日は約2年半ぶり。現在は「子どもたちにスポーツの道を勧める活動」をしており、母国ブラジルで企業を起こした。浦和のみならず、多くのサッカーファンから愛されたアレックスもまた新たな道を歩み始めている。



取材・文=三島大輔