韓国スポーツ界ではよくあること? 飲酒運転で韓国人メジャーリーガーがチーム復帰絶望

韓国スポーツ界ではよくあること? 飲酒運転で韓国人メジャーリーガーがチーム復帰絶望

 飲酒運転事故で執行猶予処分となった米メジャー・リーグのピッツバーグ・パイレーツの姜正浩(カン・ジョンホ)が、今後チームでプレーできない可能性が濃厚だ。球団は公式サイトで「チームは、来年も彼が復帰しない可能性に備えている」と明かした。



 姜正浩は昨年12月、ソウルで飲酒運転をしてガードレールに突っ込み、逃走した容疑で、1審で懲役8カ月、執行猶予2年の判決を言い渡されている。その後、控訴したが、控訴審はこれを棄却。懲役刑が確定したため、米大使館で就労ビザを取得できず、球団復帰が絶望的となっている状況だ。なお、姜正浩が飲酒運転で逮捕されるのは3度目で、今回の事件後に免許取り消しとなっている。



 もっとも、韓国でプロ野球選手が飲酒運転で捕まるのは珍しいことではない。



 例えば今年7月には国内リーグのLGツインズでプレーするユン・ジウンが、昨年3月にはKTウィズのオ・ジョンボクが逮捕されている。



 また野球界以外でも、昨年4月には韓国プロバスケリーグの電子ランドでプレーするキム・ジウォンが、2015年8月には元サッカー韓国代表で済州ユナイテッドに在籍していたカン・スイル(現ザスパクサツ群馬)が飲酒運転で逮捕されている。



 こうしたプロスポーツ選手の飲酒運転が減らない背景には、飲酒運転防止のための球団側の教育が不十分であるといった指摘もあるが、そもそも韓国の飲酒運転に対する罰則が軽いことも影響しているだろう。



 韓国では血中アルコール濃度0.05%以上が処罰対象であり、飲酒運転で死亡事故を起こしたとしても4年6カ月の懲役が最高刑となっている。この罰則について韓国メディア「Insight」は、日本が呼気中アルコール濃度0.15mg/lから処罰対象となり、死亡事故の場合、最大で20年以下の懲役まで下されることと比較し、「韓国ではいまだに、飲酒運転に対する処罰が軽すぎる」と嘆いている。



 飲酒運転は犯罪であり、スポーツ選手にとっては姜正浩のように選手生命にも関わる重大事だ。飲酒運転根絶のための対策が急がれる。

(文=S-KOREA)