独身シニアの4割「パートナーが欲しい」 東日本大震災以降、婚活を始める人が大幅増加

独身シニアの4割「パートナーが欲しい」 東日本大震災以降、婚活を始める人が大幅増加

婚活支援サービスを提供するパートナーエージェントは9月12日、「シニア世代の結婚」の調査結果を発表した。調査は8月10~17日にインターネットで実施し、50~69歳の独身男女2000人から回答を得た。


自身の恋愛や結婚についてどのように考えているかを聞くと、恋人・異性の友人が欲しいと回答した人の合計は40.6%となった。詳しく見ていくと、最も多いのは「結婚(入籍)相手が欲しい」「異性の友達が欲しい」(同10.6%)で、以降「恋人が欲しい」(9.7%)、「事実婚・同棲相手が欲しい」(5.5%)と続く。


女性は経済的不安からパートナーを求める人も





男女別に見ると、男性は「結婚(入籍)相手が欲しい」が14.7%で最も高く、次いで「恋人が欲しい」(12.0%)、「異性の友達が欲しい」(11.3%)となり、パートナーを望む人の合計は49.1%と約半数にのぼる。


一方、女性は「特に願望がない」が69.0%で、男性より18.1ポイント高くなっている。パートナーについては「異性の友達が欲しい」が最も多く9.8%。次いで「恋人が欲しい」(7.1%)で、「結婚(入籍)相手が欲しい」は6.1%に留まっている。


「結婚・事実婚・同棲の相手を求める理由」を聞くと、男性の1位は「安心・信頼できるパートナーが欲しいから」(73.2%)。2位以降「人生をより充実させたいから」(58.8%)、「1人では寂しいから」(49.1%)、「子どもが欲しいから」(22.8%)、「孤独死が怖いから」(19.3%)と続く。


女性も男性同様、首位から「安心・信頼できるパートナーが欲しいから」(76.3%)、「人生をより充実させたいから」(59.1%)と続くが、3位に「経済的に不安だから」(43.0%)がランクインしている。この数値は男性(6.6%)の約7倍にのぼり、最も男女差が際立つ項目となった。


シニア世代の婚活経験者は23.4%、女性より男性の方が積極的


「自分たちと同じ"シニア世代"の恋愛・婚活・結婚についてどう考えているか」と質問したところ、「恋愛」に関して「賛成」と「どちらかといえば賛成」と回答した割合は男性で69.0%、女性では64.2%となった。「婚活」は男性の54.7%、女性の49.3%が、「結婚」は男性の58.3%、女性の49.1%が賛成している。女性より男性の方が、恋愛や結婚に肯定的に考えている人は多いようだ。


またシニア世代の23.4%が婚活を経験しており、うち7.6%が「10年以内に婚活をした」ということが分かった。同社コンシェルジュブロック長の菅聡子氏はプレスリリースで「2011年の東日本大震災以降、婚活を始める人が大幅に増えました」と説明する。


「弊社を訪れるシニアのお客様の中には、ご結婚を経験されている方もいらっしゃいます。結婚の現実、厳しさをわかった上でもパートナーを望まれるのは、やはり結婚の良さを知っているからこそ、ではないでしょうか」


またシニア世代は人生経験を積んでいる分、相手に対する許容も広くなるという。しかし自分の状況や環境も理解してほしいと思う人が多いため、収入や家事能力などの"条件"より"お互いが理解できるか"がパートナー探しのポイントになるという。