テーマパーク自体が巨大なアート!?岐阜県の「養老天命反転地」がいろいろブッ飛んでいる


      テーマパーク自体が巨大なアート!?岐阜県の「養老天命反転地」がいろいろブッ飛んでいる

世の中には様々なアート作品があり、私たちに感動や驚きをもたらしてくれます。この"作品”もそんな感動と驚きに満ちています。世界的な芸術家・荒川修作と詩人のマドリン・ギンズによる「養老天命反転地」は、訪れる人の価値観をも歪める力を持っている、ある意味恐ろしい作品です……!

何やら物々しいネーミング「養老天命反転地」

岐阜県にある養老天命反転地が開園したのは1995年。現代美術家の荒川修作と、詩人のマドリン・ギンズの構想を実現し完成したものです。まず興味を引くのが、特徴的なネーミング。「養老」は、名瀑「養老の滝」で知られる岐阜県の養老町から取っていますが、そのあとの「天命反転地」という名前がとにかく独特……。

しかし、名前から受ける奇妙な印象は、実際に現地へ訪れてみると誰もが納得するよう。それもそのはず。なにやら、色々と不思議すぎて感覚が揺さぶられるようなのです。園内にあるパビリオンのネーミングも不思議。「もののあわれ変容器」「白昼の混乱地帯」「陥入膜の径」など、どれも好奇心をくすぐるものばかりです。フィールド内には大小5つの日本列島が隠されているとか。マップ上でも2つ確認できますね。

世界が歪む体験!?傾斜だらけの園内

養老天命反転地は、「極限で似るものの家」と「楕円形のフィールド」の2つで構成され、それぞれをつなぐ溝状の道は「死なないための道」と名付けられています。

楕円形のフィールドは、異様なまでに建造物や地面が傾いた広場になっており、まるで不思議な絵画の中に迷い込んだかのような、世界が歪む体験をすることができます。急傾斜する地面に立つ、不思議な建造物。園の周りには高い建物はないため、向こう側には空ばかりが広がります。現実感が薄れ、異世界に迷い込んだかのような感覚に。こちらが「極限で似るものの家」。茶色い天井部分は、1階をそのまま反転させて世界になっているのだとか。

遠近感と平衡感覚が振り切れる体験を

養老天命反転地は、広大なテーマパーク自体が作品という異色のアート。見て触って体感して、作品の一部になる体験をぜひ。遠近感と平衡感覚が振り切れる、未知の感覚を味わうことができますよ。

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