デートに使えば間違いなし!敷居が高すぎず味も雰囲気も◎な名店5選

デートに使えば間違いなし!敷居が高すぎず味も雰囲気も◎な名店5選

デートで利用したい店とは? まずは、料理で会話を盛り上げるために、期待を裏切らないメニュー、そしてアルコールが揃っていること。ふたりっきりにしてくれるシチュエーションも必要条件。
雰囲気作りを理解してくれて、敷居が高すぎない、そんな名店の数々を紹介しよう。



邸宅を改装した趣のある店内。テーブルセッティングにも嬉しいサプライズがある


一軒家のレストランで2人だけのイタリアン アラカルト『リストランティーノ ルベロ』

目黒


築60年の邸宅を改装した一軒家レストランでいただく、伝統的なイタリア料理をアレンジした創作メニュー。素材の持ち味を最大限に引き出した料理が並ぶ。産地直送の鮮魚や、能登の野菜など旬の食材を使ったオリジナルのイタリアンが楽しめる。

テーブルにセットされたタキシード折りのナプキンの上には、1点ずつ着色したファルファッレの蝶ネクタイという演出で、瞬く間に女子の心を虜にしてしまう。



「マグレ鴨のロースト 山形県産山ブドウのソース 黒トリュフがけ」メニューは一例


「シェフのおすすめコース」は3コースをご用意。アラカルトメニューも充実しているので、前菜からメイン、ドルチェまで4〜5種類を選び、コース仕立てでいただくのがおススメだ。アラカルトは値段も量も2皿分。もちろん、1人1皿ずつサーブされる。

食事とともに楽しみたいのがソムリエ厳選のワイン。店内に6台あるワインセラーにはイタリア産を中心に約80種類のワインが貯蔵されている。その中から飲み頃の25種類がセレクトされた「おすすめワイン」は、すべてグラス、キャラフ(3杯分)、ボトルで提供される。料理や好みに合わせたワインコースもあり、料理とワインのマリアージュを楽しめる。



イタリア産を中心に約80種類のワインが揃う


次は、ほんわりとアットホームな空間で丹誠込めた極上の焼鳥を



コの字形カウンターに17席を用意。こぢんまりしている店内では、ひとりひとりの食べ具合を見ながら、タイミングよく串などが供される


ほんわりとアットホームでいて、丹誠込めた極上の焼鳥に感動できる店『鳥しき』

目黒


大切なデートは、念入りな準備が必要だ。ミシュランの1つ星に輝く『鳥しき』は、2ヵ月前の毎月1日、1ヵ月分の予約を受け付ける。17席収容の小規模な店のため、1回の予約は4名まで。それほどの人気ぶりは、店の丁寧な対応と味で、充分納得できる名店である。

焼鳥をフォーマルな料理として捉えているこの店では、焼台の下にダクトを設置して女性のドレスに臭いがつかない工夫、お客の食べる頃合いを見ながらの1本ずつの提供など、細心の気配りが施されている。ビールや日本酒、焼酎の他、ワインも豊富にラインナップ。



本来は1本ずつ提供。左奥のレバーは、「血肝」と呼ばれる新鮮な自慢の1本。「芽キャベツ」など季節限定メニューも用意。メニューは一例


メニューは基本、おまかせコースのみ。お客の側からストップをかけるまで、30余種の串がオープンカウンター席の目の前で焼かれていく。まずは山葵がピリリと効いた「さび焼きささみ」からスタート。「血肝」と命名された自慢の新鮮なレバーはタレで、と、絶妙なタイミングで1本ずつ提供。もちろん、苦手な部位や、塩やタレの好みなど、客のリクエストもOKだ。

鶏は血がきれいで、肉質のよい福島産「伊達鶏」。コースには新鮮な野菜類も豊富に出され、付き出しのお新香や箸休めの大根おろしも好評。〆には親子丼も。店に入った時から出るまで、もてなし感満載の、居心地の良さ抜群の店である。



〆の「親子丼」も、際立つ旨さ



目黒駅からほど近い、路地を入った古民家風の店。落ち着いた佇まい。予約受け付け終了後、キャンセル待ちも予約できるので、こまめな電話が必要だ


次は、特選黒毛和牛の極上生タン&心身に染み渡る韓国家庭料理



店内はテーブル席をはじめ、掘り炬燵席、カウンター席を備えており、様々なシーンに合わせて利用できる


特選黒毛和牛の極上生タンに舌鼓韓国家庭料理が心身に染み渡る『韓灯 -ハンドゥン-』

月島


地元客はもちろん、遠方からも多くの食通が足繁く通う人気店。常連たちのお目当ては、厳しい目利きで選び抜かれた特選黒毛和牛の焼肉と滋味溢れる韓国家庭料理。豊富なメニューの中でも、ぜひ味わってほしいのが、極上の牛タン。

入手困難な生の状態の牛タンを丸ごと1本仕入れることにこだわり、納得のいくものが入荷しなければ、店での提供を見合わせる徹底ぶり。事前に入荷の確認電話は必須、売り切れ御免の人気メニューだ。



「牛タン」。塩と胡椒でシンプルに味わうのがおすすめだが、好みでカボス汁や自家製コチュジャンを付けても美味


牛タンは部位によって、味、香り、食感は実に様々。1本買いだからこそ、「タンスジ」「サキタン」「ナカタン」「タンシン」と、4つの部位の食べ比べを楽しませてくれる。一番人気は「タンシン」。表面を軽く炙って口に運ぶと、柔らかい食感とともに、濃厚な肉汁が口中に溢れ出し、芳醇な香りも広がる。肉の厚みも要望に応えてカットしてくれるから嬉しい。

オモニが手間と時間をかけて、愛情たっぷりに手作りする韓国家庭料理は、本場の味に仕上げるために、韓国産のニンニクや赤唐辛子を使用。健康を配慮して化学調味料は一切使わない。タレはもちろん、各種キムチからコチュジャンまで自家製だ。チヂミ、タッカンマリ(鶏一羽の水炊き)など、どれを食べても美味逸品ばかり。お腹を空かせてこの店を訪れ、思う存分、食べ尽くしたい。



一度食べると癖になる「皮付き豚のポッサム」。薬味とともに炊き込んだ鹿児島県産の豚を野菜で包んで味わえる



月島駅9番出口から徒歩1分とアクセス便利な場所にあり、『韓灯』と書かれた行灯が目印


次は、200年以上続く老舗で職人技が光るふっくら鰻を



飛騨高山の合掌造りの古民家を移築した本店は3階建てで、調度品にもこだわった豪華さ。照明の傘は1点1点、5代目店主が、京都の骨董屋から買い求め、全て異なるデザインだ


200年の重厚な歴史を背負う、日本を代表する、品格ある名店『野田岩 麻布飯倉本店』

赤羽橋


江戸末期から続く『野田岩』は、鰻と言えばここという老舗中の老舗。歴史に奢ることなく、入店してから食べ終わるまで、実に居心地よく過ごせる名店だからこそ、ミシュランの1つ星を獲得している。鰻好きは、まずは山葵で食す「志ら焼」から。今では天然ものはめったに入らないので、厳選された養殖ものを使用、熟練した職人技で、見事なできばえで登場する。

続いて、タレで焼き上げた「うな重」へ。仕入れた鰻は数日間、水槽に放ち、泥などを吐かせる。さばいたら、串打ちをして、素焼きする。更に余分な脂を落とすため、じっくり蒸し上げる。ふっくらとした身を秘伝のタレにくぐらせながら、備長炭で香ばしく焼き上げた蒲焼を並べた「うな重」は菊から、梅、萩、山吹、桂まで5段階。香の物、肝吸い、箸休めの大根おろしが付く。



まずは「志ら焼」を。山葵でさっぱり頂きながら。ワインとの相性も抜群だ。天然鰻が入荷すると、キャヴィアを乗せた逸品(時価)が登場する。


7、8月の土用の丑のかきいれ時は休業、のポリシーは、ずっと受け継がれている。江戸っ子の潔さを垣間見たようで、気持ちがよい。昼も夜も、メニューは同じだ。予約客で平日昼から満席が多いので、2人以上で行くなら、予約がベターだ。



見よ、この美しい「うな重」(桂)を。ふっくらした焼き具合、みりんと醤油のみ使ったタレの上品な甘辛さ。まさしくアートな玉手箱の出来上がりだ。山椒は高山産



200年に渡る鰻専門店は、80代で今も現役の5代目が、毎日厨房に立ち、しっかりと味を受け継いでいる


最後は、シャンデリアが輝く上品な雰囲気でブルゴーニュの風を感じる極上フレンチを



壁に葡萄が描かれた温かみのあるメインダイニング。奥には2~4名用の半個室のソファ席も


ブルゴーニュの風を感じる心華やぐ秀逸な料理の数々『ル・ブルギニオン』

六本木


六本木駅から徒歩約8分の庭のあるフレンチレストラン『ル・ブルギニオン』は、ミレニアムの年に産声を上げた。一度訪れた誰をも魅了するリピーターが後を絶たない人気店だ。

オーナーシェフ菊地美升氏は、20歳からフレンチの道に入り、25歳でフランスへ。ブルゴーニュ、モンペリエ、イタリアのフィレンツェなどで修業を重ね帰国。青山の『アンフォール』を経て現在に至る。



温かい前菜「エスカルゴと骨髄 牛胃のロースト 赤ワインのピューレソース」。メニューは一例


料理を通して今のフランスを感じてもらえるようにと、毎年2週間ほど渡仏して話題の店で腕を磨き続けている。そこで学んだ味付けや盛り付けを、日本人としての感性を大切にしながらアレンジする。日本の食材を駆使した一皿は、軽やかで且つ繊細。メニューを見れば、何の食材で作られた料理なのかは分かるのだが、その味は想像を遥かに超えたもの。食べ進めるほどに心華やぐフレンチなのだ。

菊地シェフが現地で買い付けた、ブルゴーニュ地方のワインの品揃えも充実している。
シャンデリアが輝く上品な雰囲気ながら、気軽に楽しくフランス料理が味わえる。二人の距離がぐっと近づくデートにおすすめの店だ。予約はお早めに!