キャスターも番組企画も他局のお下がり? 宮根アナ“移籍報道”から透けて見えるフジテレビの「末期的状況」

キャスターも番組企画も他局のお下がり? 宮根アナ“移籍報道”から透けて見えるフジテレビの「末期的状況」

 10月19日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じたフリーアナウンサー宮根誠司のフジテレビ移籍情報。来年3月末に読売テレビ『情報ライブ ミヤネ屋』を降板し、4月から始まるフジテレビの夕方帯の報道番組の司会に就任するという内容だった。



 しかし、この文春が発売されたその日の『ミヤネ屋』の生放送に出演した宮根は、「4月以降もやらせていただきます」と、移籍報道を否定したのだ。あるテレビ局関係者は、こう話す。



「水面下で話が動いていたとしても、正式決定にならない限り、本人が生放送で認めることはありません。現時点では“移籍しない”ということなのかもしれませんが、今後、話が急展開していく可能性は否定できないと思います。ただ、スクープとして世に情報が出てしまったため、まとまりかけていたものが白紙に戻されるというのは、テレビ界ではよくあります。宮根アナの移籍についても、その可能性はあると思うので、移籍か残留か微妙なところでしょう。フジテレビは、とにかく数字が取れそうな番組を始めたいという思いはあるはずなので、人気者の宮根アナを欲しがっているということだけは間違いないと思います」



 視聴率が低迷し続けるフジテレビ。復活のためには大胆なテコ入れも必要だが、これといっていいアイディアが出てこないというのだ。制作会社関係者が明かす。



「よくテレビ局サイドから、いろんな“お題”をもらって番組企画を求められるんですよ。それこそ『クイズ番組』とか『視聴者参加番組』とか、そういうお題なんですが、フジから求められるのは、『〇〇みたいな番組』という、ほかのヒット番組をパクったような企画ばかり。そりゃあはやりの企画に乗って視聴率を稼ぎたいという気持ちはわかりますが、そういう安直な発想だから結果が出ないんですよ。最近はテレビ東京の『池の水ぜんぶ抜く』みたいな企画をくれと言っていたそうです」



 オリジナリティーのある企画が生まれないフジテレビ。宮根アナの移籍話も同様の流れなのかもしれない。



「各局が報道の顔となるようなキャスターを発掘して育てている一方で、フジテレビには、まったくその気がないらしい。だから、他局で人気の宮根さんに白羽の矢を立てたということなんだと思います。キャスターまでもが、他局の手柄の横取り狙いというわけです。まあ、育てようと抜擢したショーンKが経歴詐称で番組開始前に降板してしまったというトラウマもあるので、安全パイを狙ってしまうんでしょうね」(同)



 番組企画もキャスティングも他局のお下がりとなってしまうフジテレビ。浮上する日はまだまだ遠そうだ。